ワンちゃんのトイレトレーニングについて
初めてワンちゃんを迎えたときに大変ですけど避けて通れないのがトイレトレーニングです。トイレトレーニングは簡単なことではありませんから、うまくできずに困っている飼い主が多いです。
トイレの設置
室内犬として犬を飼う場合、トイレをどこに設置するかは重要です。トイレは子犬が食事をする場所や寝床とは離れた場所に設置します。そして、トイレを置きるのは寒くて暗いところや人の出入りが多いところなどを避けましょう。また、かといって目の届かない場所に設置すると、愛犬がおしっこやうんちをしたかわからないです。そのため、犬のトイレを置く場所と言えば、おすすめしたいのはリビングです。なぜなら、飼い主も犬もリビングで過ごす時間が長いからです。臭いの問題を解決するため、換気するなどの臭い対策がとても必要です。
また、トイレを設置するときにはトイレシーツにワンちゃんの排せつ物の匂いをつけておきましょう。
トイレの流れ
子犬のトイレのタイミングを知る方法は子犬の行動をよく観察してみることです。そうすると、子犬が排泄する直前の行動やよくトイレをするタイミングが分かるようになます。
トイレトレーニングの中には、一番重要なのは飼い主さんがうまく誘導することです。それで、適当なタイミングを見計らって子犬をトイレに連れていってあげましょう。
✯ 子犬が排泄しようとするタイミングは『寝起き』や『食事や水を飲んだ後』や『軽い運動やテンションが上がった直後』の３つです。
無事にトイレで排せつできたら、必ずしっかりとほめてあげます。これを繰り返すことで、正しいトイレの方法を覚えてくれるでしょう。
次に子犬がトイレで排泄できるようになってきたら、自分の足で歩いてトイレに入れるようになるための練習です。トイレのタイミングではトイレの上ではなく、すぐ手前で下ろしてあげてください。
気を付けること
トイレの失敗はワンちゃんのせいではありません。万が一、犬がトイレ以外の場所で失敗してしまっても怒らずにすみやかに片付けましょう。排泄は生理現象の一つですから、怒られてしまうと犬は何を怒られたのか理解できずに困惑してしまいます。もし叱ってしまったら、ワンちゃんは「飼い主の前でオシッコすると怒られちゃう」と勘違って、見えないところでするようになるかもしれません。それで、叱ったり大きな声を出したりせず、無言で掃除をしてください。外してしまったときは、「次はできるからね」と励ましてあげて、どんどん成功する回数を増やしていきましょう。犬とのトレーニングを楽しみながら続けることが大切です。
トイレの回数は生活環境や犬の個体差にもよりますが成犬なら1日3～4回です。子犬の場合は生後月数によります。例えば3カ月の子犬の場合3時間前後を目安にトイレをさせてあげてください。
トイレが成功した場合は必ず褒めてください。おやつをご褒美としてあげるのも良いでしょう。
ワンちゃんは動物ですから、1秒でも隙があればオシッコできます。また、どうしても目を離さなければならない場合は、ケージやサークルなどで行動範囲を制限することもおすすめです。
たぶん、飼い主は『家に慣れたら始まる』という考えがありますからしばらくトイレトレーニングを始めません。ですが、その考え方はまったく間違います。その間に犬は『どこでトイレしても構わないかな』と考えて、トレーニングしたいときは難しくなります。
トイレが汚いと排泄しなくなり、粗相の原因となりますので、トイレは常に清潔にしてください。
