『うちの猫がいつまでも鳴き続けてうるさい！』
目次
飼い猫が鳴く理由
猫が鳴く状況・場面は、「甘えている、要求を伝える」、「不安・恐怖を感じている」、「発情・威嚇している」の3種に分類することができます。一般的にメスよりオスの方がたくさん鳴く傾向があると言われていますが、鳴く回数・頻度については個体差があり、それぞれの猫の個性が出るようです。例えば、よく鳴く猫は甘えたがり、あまり鳴かない猫は飼い主さんに依存しない傾向があるとされています。
鳴き声で分かること
言葉で話せない猫たちにとって、何かを伝えたいときに鳴き声は大切なサインのひとつです。鳴き声によって、猫ちゃんの気持ちが分かれます。鳴いている理由がわかると、猫ちゃんとのコミュニケーションはもとよりスムースになりますね。猫の気持ちが理解できましたら、家族としての絆がより一層深まります。
猫ちゃんはかわいい鳴き声で飼い主さんを見上げているのはどうやらお腹が空いているようです。「おなか空いたよ～」と見つめながらアピールする姿がかわいすぎますね。
また、ご飯を食べているときに「ウニャ、ウニャ」という声が聞こえてきたら、それはご飯がおいしいということです。猫によっては「うまい」と聞こえることもあるとか？
猫が「遊んでほしい」など飼い主さんに頼み事をするとき、「にゃー」とはっきりとした声で鳴くことがあります。
また、撫でられることと、お尻をトントンされることが大好きな甘えん坊のマックです。撫でてほしくて甘えん坊な鳴き声で猛アピール。
猫ちゃんがいつまでも鳴くと、ストレスが溜まっている可能性が高いです。愛猫はちょっとした環境の変化にも過敏に反応する動物ですから、ストレスが溜まって、大きな声を出してしまうこともあります。最近、たぶん新しい動物が増えたり、家具を購入したりといった環境の変化がありますから。その時は、猫の臭いがついた毛布やベッドを使って、猫が安心して隠れる場所を作ってあげるといいでしょう。この場合も、やさしくなでるなどのスキンシップも効果的です。
うちの猫ちゃんが聞いたこともないような大きな声で鳴き始めたり、甘えながら普段あまりしない体勢をとったりしたら困惑しますよね。発情期の猫は交尾相手を求めて、本能的に外に出ていきます。網戸を開けたことなんてなかった猫が開けてしまったり、ドアが開いた隙に一目散に走っていったり、ということが多々あるのです。
撫でられて気持ちがいいときや人の膝の上などでくつろいでいるときや期待に胸を膨らませているときなど、基本的に満足しているときに「ゴロゴロ」、「グルグル」、「クルル」と音を出します。
痛い、かゆい、寒い、暑いなど、体の不調により鳴くこともあるので、気になるときはかかりつけ医に気軽に相談されることもおすすめです。
しつけでうるさい鳴き声を予防方法
子どものときから遊ぶときには思いきりかまって遊んであげ、寝るときには放っておくなど、生活にメリハリをつけることは鳴き癖を防止するのに効果的です。また、うるさく鳴いているときにはごはんをあげず、静かになってから与えるなど、「鳴く＝要求が通る」という学習をさせない方法を試してみるのもよいでしょう。
